釣鐘草(ブリューベル)→ツリガネニンジン
2009年 09月 07日
さうしてどうだ
風が吹くと 風が吹くと
斜面になったいちめんの釣鐘草(ブリューベル)の花に
かがやかに かがやかに
またうつくしく露がきらめき
わたくしもどこかへ行ってしまひさうになる……
(略)
詩「山の晨明に関する童話風の構想」
山野や高原などに生える多年草。花が釣鐘形で、根が朝鮮人参に似ていることによる。
学名は Adenophoratriphylla。英名は Ladybellsである。
英語でblue belといえば、ユリ科の釣鐘水仙、野生のヒヤシンスをさす。
日本で見ることが出来るのは、シーラ・カンパニュラなどの園芸種である。
以前私の「下ノ畑」のシーラ・カンパニュラを紹介した。 こちらをどうぞ。
作品「山の晨明に関する童話風の構想」は、早池峰山の夜明けを歌ったもの。
群生しているところを見つけ・・な~んだ こんなところにあったのか~!
雨に濡れたツリガネニンジンは特にいきいきしてるね(^_-)-☆
↓ の色々の花は、花の特徴を綺麗に撮っていますね。
ツリガネニンジン アップにして撮ると神秘的な花に見えます。
山などで出会う花は、やはり園芸種と違う環境なので色が透けるような美しさです。
宮沢賢治がこの花を気に入っていたのは分かるような気がしますね。
山野草や高山植物は日頃なじみのない花も多くて、ピンボケが多くてUPをあきらめた花も少なくなかったです。(~_~)
素敵なHPをお持ちなのね。
時間がある時にゆっくり拝見したいです。
「銀河鉄道の夜」気になる作品ですよね。
さて、「銀河鉄道の夜」のつりがねそうは、以前にも取り上げていたと思います。下記をご覧下さい。
http://nenemu8921.exblog.jp/18129516/
http://nenemu8921.exblog.jp/6546040/
このツリガネニンジンは花巻市郊外で撮影したものです。八月末かな。
開花は七月でしょうか。花期は長いですね。
東北でも山と里では、開花時期は異なると思います。
どうぞ、今後とも宜しく。
そして、こちらこそどうぞよろしく。
植物方面に疎いので大助かりです。、
いろいろ調べているとツリガネソウの開花時期が
初夏あたりまでとなっているものが多く
はたして八月後半でも花を残しているか疑問でした。
花巻の八月末の写真と伺って、疑問解消です。
nenemu8921さんは『銀河鉄道の夜』では
ホタルブクロが似合うと記されていますが
これも開花時期は同じようなものと考えていいものでしょうか。
開花時期というのは花が咲き始める時期
花期は花が咲いている期間でしょうか。
ツリガネソウは次々咲きますね。九月頃まで。
彼岸花の時期に千葉ではツリガネソウもまだ咲いていることがあります。
ホタルブクロは初夏の花でしょうね。6、7月でしょうか。
ちょっと標高が高いところであれば、7、8月でしょうか。
どうぞ、よろしく。
ホタルブクロの花期はいつぐらいまでありますでしょうか。
>ホタルブクロは初夏の花でしょうね。6、7月でしょうか。
>ちょっと標高が高いところであれば、7、8月でしょうか。
これは花期のことでしょうか。
もしそうであれば、『銀河鉄道の夜』の日付として
8月は無理ではなくても少々厳しい範囲に入ってきますでしょうか。
失礼しました。ホタルブクロは8月は厳しいかなあ。
しかし、この物語世界の季節設定は明確でないという印象を受けます。
少なくとも、植物学的には。
だって、あかりを作るために烏瓜を取りに行くという記述があるでしょう。
烏瓜は10月、11月でしょう。実ができるのは。
ジョバンニの家には空箱に紫色のケールやアスパラガスが植えてあってとあるでしょう。
ケールは冬の植物ですし、アスパラガスは冬には枯れてしまいます。
詩作品は実景をスケッチしたものが多いのですが、物語世界は必ずしもリアリズムではないように思えます。
「銀河鉄道の夜」の日付を考えるのは、面白い切り口だと思いますが。