和良比はだか祭り
2010年 02月 26日
無病息災と五穀豊穣を祈って行われる
「和良比(わらび)はだか祭り」通称「どろんこ祭り」に
行って来ました。
ちいさな部落のちいさな神社の素朴なお祭りですが、
最近ではカメラマンが大勢集まります。
神社での例祭の後、ふんどしに鉢巻姿の約30人の男衆が
社殿から100メートルほどのところにある神田(しんでん)に入り、
縁起がよいといわれる田の泥を
赤ちゃんのおでこやほおにやさしく塗って、
健やかな成長を願います。
祭りのクライマックスは、男衆の騎馬戦です。
最後はみなどろんこになってしまいます。
部落の大人も子どもも
見ている人も
撮る人も
みーんな最後は
泥んこになってしまいます。
でもみな笑顔です
とても楽しかったので、
写真を撮るより、
つい見とれてしまいました。
珍しい部落のお祭りですね・・ホントに寒そう!
泥んこになった皆さんは無病息災と五穀豊穣を祈願。
皆さんお幸せに(^_-)-☆
いいなあと思わせる写真ばかり!昨日は、TVで
19歳の弾けるような氷上の女性の姿を堪能しました
が、この泥んこの男たちの美しさ!珍しいお祭りを
見せてくださってありがとう。
みな解放されてのびのびした表情でした。
小学校の子ども達も見学に来て、「こっちにきてくださーい」とか、大声を出して、盛り上がっていました。
時代に調教されていない?子ども達のパワーを感じました。
テーマを絞った写真コンテストを見ているようです。
何度見ても素晴らしい !!
田舎では墨付け祭りがあり見に行きましたが、
春を迎える喜びに通じる祭りですね。皆 楽しそうで私も晴れ晴れとした気持ちになりました。
地方では町村合併が進み、それによって衰退したり、失われていく祭りも多いです。
町おこしと称して新たに誕生するお祭り(騒ぎ?)は、よりどころの希薄なイベントばかり、
もうこの国では新たな祭りが生まれる土壌はないのかもしれません。
今も続く素朴な人の願い、それを司る祭りの姿‥ 長く続いていくといいですね。
案内くださった方のお話では、去年は小雨で盛り上がらず。
今年は天候もあたたかかったし、見学の小学生達がにぎやかだったので、盛り上がったようです。
最後は泥を塗られそうになって逃げたり、キャーキャー言ったり、子どもは見ていて本当に面白いと思いました。
墨付け祭りとは? どんなお祭りかしら。
まさか、顔に墨をつけるのでは…!?
そうです。春の風物詩だそうです。これで、ようやく春が来るそうです。
本当にそうですね。最近では町おこしの観光イベントが多いですね。
地元には、祭りを見学する人はいても、参加する人が少ないのでしょうね。
このお祭りも神社の境内でお餅をなげる儀式もあったようですが、今年最後で、
来年からは餅投げはナシとか。
祭りに夢中になって、Gパンのポケットに入れてあったキィケースを落としてしまい、困ったのですが、親切な方が拾って警察に届けてくださったので、助かりました。
いいお祭りだったと、一層感じたわけです。(#^.^#)
賢治から寄り道ばかりだねと、誰かに、どこかで、言われそうですが…。