シオン
2010年 10月 21日
歌稿A 354
キク科の多年草。別名、オニノシコグサ (鬼の醜草)、ジュウゴヤソウ(十五夜草)。
「岩手公園」というタイトルのある短歌。アーク燈は二つの炭素電極間に電圧をかけたとき起こる放電による淡紫色の光を用いた電燈で、放電が弧形(アーチ、弓形)に見えるので、アーク燈。岩手公園にはこの街灯が用いられていた。
最近の岩手公園では紫苑の花を見かけないが、賢治の時代は並んで咲いていたのだろうか。
紫苑は昔から人家の庭先でよく見かけた花だ。人の背より高く伸び、やさしい色をしていた。
その日の早朝にはこの短歌の岩手公園を逍遥し賢治啄木新渡戸とその石碑を巡りあるいておりました。紅葉が始まろうとする樹木ははるかに生い繫り木の実が豊かでありましたが意外にも草花は見かけなかったこと思いだしました。nenemuさんのおかげでこれからの紅葉の見事さをカメレオンの詩で堪能することができました。志賀高原の朝の光景の絶景なこと、秋の豊かさも知ることできてぜひともこのような光景を自分の目で見てきたいと思いました。
いつも、お忙しい中で、お気にかけてくださってありがとうございます。
母上の13回忌でしたか? 喜ばれたでしょうね。天上から。
願教寺も岩手公園も今年はのぞく暇がありませんでした。
紫苑、覚えてくださって嬉しいです。
岩手公園の紅葉はきれいですよね。そろそろでしょうか。
数年前、11月に伺ったときに、石垣に映えて見事でした。
賢治は紅葉を賛美した詩はありませんが、独特ですよね。(^_-)-☆
キクは種類が多くて野菊系は識別に自信がありませんが、この紫苑は丈が2m近くになるので、区別しやすいんです。(^_-)-☆