めくらぶどう
2010年 11月 18日
日照りあめ降り
しろあとに
めくらぶだうの実はうれてあり
歌稿B212
かすかなる日照りあめ降りしろあとのめくらぶだうは熟れひかりけり
歌稿A212
山地や丘陵地、野原や川原にごくふつうに生える落葉つる性木本。めくらぶどうは花巻地方の方言。
この植物をウマブドウと呼ぶ地域は広い。
しろあとは花巻城跡のこと。わかりやすい短歌である。
以前、童話「めくらぶだうと虹」とともに、このノブドウを紹介した。よかったら、こちらをどうぞ。
「めくらぶだうと虹」も、舞台はやはり城跡である。
きっと、花巻城跡で見たこのノブドウの実が賢治には印象深かったのだろう。
今年のノブドウは近所のコンビニ脇の京葉線の高架下で撮影した。
毎年撮るのになかなか気に入った画像が得られない……。(涙)
ノブドウのブルー系のグラデーション美しいですね。
この色彩が大好きです。1枚目の枝ぶりがまたいいですね。
ウマブドウ、素敵に写されましたね~♪
葉も素敵なので、一枚目が好きです^^
いろんな色が組み合わさって、秋~!って言う感じです。
私も探して撮りたくなりました^^
数年前、義母がこの実の焼酎漬けを作っていました。
ものすごくたくさんの効用があるらしいですね。
よく見ると、形もさまざま、色はもちろんいろいろ、それがすてきです。
野にあるものの命を感じます。
賢治が好んだのがよくわかる気がします。
意外と身近なところにあるのですね。
先日鎌倉、大仏の近くの光則寺という寺で
めくらぶだうを見ました。その寺は、法華経が
好きだった賢治と縁があるらしく「雨にも負けず」
の詩碑があるということでした。私はどこにあるの
かよく確かめもせず・・・あとから案内板の写真を
見て知りました。「めくらぶだうと虹」も拝見し
ました。何と言う色、形でしょう。
えっ、このノブドウのお酒ですか?初めて聞きましたよ。
茎の切り口からの水分が目にいいという伝承はずいぶん聞きますが。
薬効あらたかなのかな?! どんな色になるのでしょうか?
どんな味になるのかしら?
すごく気になります。
いろいろ、さまざまです。
この蔓は荒地や空き地や手入れのないところに自生するみたいです。
でも、あるお宅のガレージに立派に棚まで作られて、見事に巻きつかせたノブドウを見たときはビックリしました。
車の中からで、そのお宅がケンジニアンか、どうか、確認できなかったのですが。
群馬の田舎でした。
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宮沢賢治のこと気にかけて下ってありがとうございます。
比較的新しい詩碑だと思います。
賢治文学を知らなくても、この実、好きですが、賢治童話を読むといっそういとおしく感じます。
豆ポテトのような外見とマーブルチョコのような色彩が可愛い!そのままブローチにでもしたいような枝ですね。