イモムシさんたち
2011年 02月 07日
鳥インフルエンザの影響で、南国の鳥たちには会えず、さびしかったのですが、
蝶館でたいへん珍しいさなぎや幼虫を見せていただき、感激しました。
イモムシは苦手という方はパスしてくださいね。
まずはおなじみのオオゴマダラの黄金のサナギです。
こんな美しい蝶になります。吸蜜しているのはチリメンナガボソウ(縮緬長穂草)です。
こちらはさらにゴージャスなサナギ。ツマムラサキマダラです。
このユニークなスタイルが幼虫です。
そしてこちらが成虫です。トウワタの花の蜜を吸っています。
このシンプルなサナギはツマベニチョウです。
そしてこれが幼虫です。おとぎの国の蛇みたいですね。
宝石がちりばめられた工芸品!?
こちらが成虫です。ブーゲンビレアの花ですね。
羽を閉じるとこんな感じです。
昆虫館や蝶館は、どこも沖縄産の蝶類が多く、飼育しやすいのかなと思いましたが、
実際にはなかなかご苦労も多いようです。
蝶の食草、蜜草も育てなければなりませんし、常時常夏の環境を保つのもたいへんです。
温室の中ではカメラのレンズがすぐに曇ってしまい、美しいイモムシの魅力を十分にお伝えできず心残りです。
カバタテハです。
ぐんま昆虫館では行き会ったことがないような気がしますが、ここにはたくさん居ました。
ジャコウアゲハでした。
南房パラダイスさんからご連絡をいただきました。
samさん、wさん、ありがとうございました。
他にもイモムシさんをたくさん撮らせていただきましたが、整理が不十分です。
いずれの機会にまたご紹介します。
ご親切な対応をしてくださった南房パラダイスのWさん、ありがとうございました。
最近目に留って、みずもと観察クラブの会報誌「かいつぶり」に紹介した本です。
2010年4月が初版ですが、昨年一年間でなんと5版まで出ています。
この世には、隠れたイモムシ愛好家がたくさんいるのでしょうか。嬉しいような…。
宮沢賢治の作品に、イモムシは登場すかどうかですって。
(略)
てんたうむしは、小さな目をパチパチさせました。といふわけは、はじめカン蛙を見たときは、実はゴム靴の
ほかにはなんにも気を付けませんでしたので、三疋ともはだしでぞろりとならんでゐるのでは実際どうも
困ってしまひました。そこで仕方なく、
「もっと向ふへ行かないと、よくわからないわ。」と云ひました。
「さうですとも。間違っては大へんです。よくおちついて。」と仲人の芋むしがうしろで云ひました。
(略)
童話「蛙の消滅」
この原稿が手入れ、清書されて「蛙のゴム靴」となるわけですが、ルラ蛙は、はじめテントウムシで、仲人は芋むしだったことがわかります。
蝶は綺麗で好きなんですが、芋虫はどうも苦手で好きになれません。
蚕は平気なんですよ、最近庭にいるアゲハの幼虫は、大丈夫になりました。
何時も見てるからなんでしょうね、
やはりイモムシは苦手ですか。(^.^)
孵化する瞬間を見られれば、きっと感動は大きなものになるのでしょうが。
私はツマムラサキマダラの幼虫を見てほんとうにすばらしいと思いました。
色も形もなんと個性的!! 複雑ですし。
比較すれば、蝶は色あせて感じられました。
ラストのジャコウアゲハ?的風貌だなと思いだして心落ち着かず♪
ボデーの赤い斑模様、後肢の突起が伸びているので・・・
間違っていたらゴメンナサイですが。
ほんとうですねえ。
ジャコウアゲハに見えます…。
展示の案内にナガサキアゲハとクロアゲハの表示しかなかったので。
先入観でナガサキアゲハと思い込んでいましたが…。
??