ミソサザイ
2012年 01月 20日
汽車はたち、あちこちに朝の新らしい会話が起りました。
(へえ、けれどもみそさゞゐなら射てるでせう。)
(いゝえ、みそさゞゐのやうな小さな鳥は弾丸で形も何もなくなります。)
窓の蘭の葉の形の結晶のすきまから、東のそらの琥珀が微かに透えて見えて来ました。
(略)
童話「氷と後光(習作)」
キクタダキについで、もっとも小さな鳥の一つ。茂った森林の中に生息する。特に渓流の近辺に多い。単独か番いで生活し、群れを形成することはない。早春の2月くらいから囀り始める習性があり、平地や里山などでも2月頃にその美しい囀りを耳にすることができる。 小さな体の割には声が大きく、高音の大変に良く響く声で「チリリリリ」とさえずる。
作品は若い夫婦と赤ん坊を乗せた夜行列車の断片的なスケッチ。
引用部分は、夜が明けた車内のなかで、目覚めた人々の会話を捉えたもの。
ミソサザイを撃つ人は居ないだろう。いくら狩猟が自由な時代であっても。
「小さな鳥が弾丸で形も何もなくな」るイメージは、小さな赤ん坊の未来と重なるように、
空の微塵に散らばれとつぶやいた詩人の行く末を暗示するような壮絶な不吉さがある。
毎年この自然公園に姿を見せるミソサザイだが、根気よく付き合わないといい写真は撮れません。
夏の渓流沿いで元気にさえずる姿を捉えたいと思うから、どうも撮影に熱が入らない。
(負け惜しみです)
この日はルリビタキが度々姿を見せた。
四国以北の高山の林で繁殖し、秋冬は暖地や低地でも見られる。
ルリビタキは♂がこのように美しい羽色をしていて、バーダーに人気がある。
賢治作品では単にヒタキという総称で「林の底」という童話に登場するのみである。
ヒタキといっても、ジョウビタキ、ルリビタキ、キビタキ…など、みな個性的な鳥たちなのに。
ミソサザイ、ちいさな鳥ですが、ちょうど良い所で会いましたね。
かわいい鳥です。なかなかこんなにきれいに撮れません。
ルリちゃんの色もきれいですね。
いい出会いをされましたね。
ミソサザイは小さな鳥のようですね。
羽根の模様をよく見ると複雑で美しいです。
ルリビタキもいつも感心するほど綺麗な瑠璃色ですね。
自分では撮れないのでブロ友さんのところで楽しませてもらっています。
今日は初雪になりました。なんとなく落ち着かないです~(笑)
写真は撮れませんね。
10カット以上撮っているのですが、どれもピンが甘くて出せません。((´;ω;`)
いつか、しっかり歌っているところを撮りたいものであります。(^^♪
ルリビタキは羽ばたくところを撮りたいですね(^^♪
いろいろ課題があるので、長生きできそうです。。。 どうかな。。。。
午前中いっぱいあすこで一人で頑張れば、撮影できると思うのですが…。
早朝かな? 今年はチャレンジしてみてください!!
冬は里山まで降りてきます。
午前中の会合が終わって帰宅したところです。
今夜積もるといいわねえ。
あした、晴れて、雪景色が撮れたらサイコーなのですが。
(#^.^#)
もうちょっと、落ち着いて!と誰か、言い聞かせてくれると嬉しいのですが(*´∀`*)
朝焼けのあと、小鳥たちを撮ってくださいな。
朝は元気に動き回るのではないですか。
賢治のミソサザイと言えば、詩「河原坊(山脚の黎明)」を思い出すでしょう。
ぱりぱり鳴らすですよね。(#^.^#)
以前、この詩は紹介したので、今回は目立たない作品を取り上げたというわけです。(^_-)-☆