つりがねさう →ホタルブクロ
2013年 06月 09日
「カン、カン、カンカエコ、カンコカンコカン」
と鳴らしてゐます。ホモイはぴょんぴょん跳んで樺の木の下に行きました。
今日は陰気な霧がジメジメ降ってゐます。
木も草もぢっと黙り込みました。ぶなの木さへ葉をちらっとも動かしません。
たゞあのつりがねさうの朝の鐘だけは高く高く空にひびきました。
「カンカンカンカエココンコカンコカン」
おしまひの音がカアンと向ふから戻って来ました。
「泣くな。こんなことはどこにもあるのだ。それをよくわかったお前は、一番さいはひなのだ。
目はきっと又よくなる。お父さんがよくしてやるから。な。泣くな。」
窓の外では霧が晴れて鈴蘭の葉がきらきら光り、つりがねさうは
「カン、カン、カンカエコカンコカンコカン。」と朝の鐘を高く鳴らしました。
童話「貝の火」
子兎のホモイが暮らす野原では、つりがねさうが朝の鐘を鳴らします。
詩作品では、つりがねにんじん、釣鐘草(ブリューベル)などの表記もありますが、
この童話ではホタルブクロが似合うかなと、選んでみました。
鐘を吊り下げたように咲く花はたくさんありますが、ホタルブクロの花は大きくてよく目につきますね!
きっと野原に響き渡るほどの鐘の音なんでしょう^^
小さな鐘を持つドウダンツツジの音色も聞いてみたい気がします♪
ホタルブクロが咲く季節になると、何となく 蛍も見たくなります。
自然の蛍は、近場で見られないので、近くの公園で「蛍と音楽の夕べ」
が開催されるそうだ。
網の中で生育されている蛍 今年も飛んでくれるだろうかナ~。
流石EOS5D MarkⅢは凄いですね。私も買いましたが、7Dに比べて、ノイズがかなり少ないです。
かえって写真にするには難しいですよね。
邪魔者が入らない位置を選んで、背景をぼかして・・・・、
みんな条件がそろわないときれいに写らないからたいへん。
見事です_(_^_)_
ドウダンツツジは、花がびっしりついていて、あの鐘が一斉に鳴ったら
かなりにぎやかでしょうね (^_-)-☆
今年、ドウダンツツジはだいぶ撮りましたが、気に入った作品は撮れませんでした。。。
ま、凡庸な想像力でもあります。
字面、表記は正確にかけませんでした。
3番目のンは半角なのです。
この童話の朗読を聞いたことがあります。
この音の部分のオノマトペを実に巧みに発音されて、印象につよく残りました。。。
拝見していますよ。お忙しいのに、どうも有難うございます。
コメ入れようとしましたが、大勢の訪問にちょっと圧倒されております。
白いホタルブクロが私も好きです。
でもこの花は咲き初めがよくて、盛りを過ぎると、撮影しにくいですね。
どの花もそうですが。。。(^_-)-☆
画質がきれいといいますが、実際のところ、あまり実感はないです。_(_^_)_
このときは三脚を使って撮影したので、くっきり撮れたと思います。