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中国版 宮沢賢治童話集「鹿舞起源」

宮沢賢治情報スクランブル

友人の周龍梅さんからお送りいただきました。
宮沢賢治童話集の中国語翻訳版です。しっかりしたきれいな本です。
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「鹿踊りのはじまり」がタイトルになっていますが、
次の作品が収められています。読めますか?
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周龍梅さんは、中国生まれの宮沢賢治研究家。日本に留学されて日本文学を学び、現在は佐賀大学で日本語を教えています。
これまでも、賢治作品の多くを数多く、翻訳されて、中国で出版されています。

いつもお送りただくのですが、私は中国語はまるで読めなくて、猫に小判です。申し訳ない。
でも、宮沢賢治に関わる友人が、いいお仕事を続けていることが嬉しく、誇らしく思います。
今度の本は随所にイラストが入っていて興味深いので、2,3ご紹介しますね。

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「注文の多い料理店」ですね。


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これは?「どんぐりと山猫」です。山猫でしょうか。独特の造形ですね。


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これはなんと「雁の童子」ですね。うーん。雁がなぜか、鶴のように見えます。


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「水仙月の四日」です。


いかがでしょうか。中国の若手のイラストレーターだそうです。
新しさと懐かしさが混然とした世界ですね。装飾的美しさもあります。
数年前の宮沢賢治学会・国際研究大会では、インドや中国における賢治文学の受容なども報告されました。
世界の動きがめまぐるしく、現在の中国の状況はどうなのか、私などには想像もつきませんが、賢治文学が時空間を越えて、多くの人に喜びを与えますよう。

周さんとは少しご無沙汰ですが、以前うかがった話では、中国では海賊版の出版が非常に多いとのことでした。今回のお手紙には中国では賢治ブームがじわじわと続いています。とありました。
又、最近、黒井健さんが絵をつけた賢治の童話「猫の事務所」の中国版も出版されたそうです。
Commented by マングース at 2013-09-06 22:27 x
こんばんは。
美しい装丁の書籍ですね!
イラストもいいですしページをめくるのが楽しそうです♪
nenemu8921さんなら中国語がわからなくても
ストーリーは頭の中に入ってるでしょうから問題なさそうに
思いますけど^^
宮沢賢治は国境を越えて人気があるんですね!
Commented by borancha at 2013-09-07 00:15
中国語は分からなくても、独特な挿絵を眺めているだけでも楽しそうです。
文章が少なそうですから、中国語の教材に良いかもしれませんね。
Commented by gigen_t at 2013-09-08 08:36
 コメント 拝読いたしました、 素晴らしい 友人をお持ちのようで、此処にコメントするのは 筋違いかとは思われますが かの国には 海賊版 コピー 何でもあるお国ですから、 当方数回旅行に行っていますが 上っ面しか知らないので 込み入った事には触れられませんが、 このような 高潔な方も沢山居られるのでしょうに 残念な事ですね、
Commented by あだっちゃん at 2013-09-08 17:12 x
中国、国営の通信社が、今朝のオリンピック決定のニュースで東京落選と発表したそうです。日本にかなりの偏見を持ってる国ですね。
宮沢賢治の文学が解る人が増えてくれるのを願っています。
Commented by Sippo5655 at 2013-09-09 22:12
ああ、お国が違うと・・・
こんなにも違ってくるんだ
鹿さんと、女性のはにかむような笑みが
とても印象深いです♪

国境を越えて 伝え継がれていくこと
その素晴らしさをあらためて実感しました。
Commented by 寧夢 at 2013-09-10 02:31 x
中国で宮澤賢治がじわじわ人気? 
というか、出版できるんだと知ってちょっとびっくり。
今の外交の雰囲気では日本から文化の輸入は
受け付けない情勢かと思っていました。
でも、地道に日本文学を紹介してくださる方もいらっしゃるのですね。
Commented by nenemu8921 at 2013-09-10 22:43
マングースさん。
宮沢賢治はアジアでもヨーロッパでも人気があります。
村上春樹ほどではありませんが。。。(^_-)-☆
Commented by nenemu8921 at 2013-09-10 22:52
boranchaさん。
ええ、そうですね。
挿絵はその国の文化が反映される面があって、興味深いです。
テレビなどで報道される中国だけでない、奥深いものも感じますね。
Commented by nenemu8921 at 2013-09-10 22:56
gigenさん。
中国はやはり近くて遠い国でしょうか。
私は訪れたことはないので、友人を通しての印象を大切にしています。
他にも、中国の方で、宮沢賢治に関心を持っている教職にある人や文学者など少なくありません。

Commented by nenemu8921 at 2013-09-10 22:58
あだっちゃん、ほんとうですか?
情報は操作されるというのがコワイですね。
宮沢賢治に何故、中国の人が惹かれるか、気になるところです。
Commented by nenemu8921 at 2013-09-10 23:04
Sippoさん。
赤い鳥時代の童画に通じるような面と、現代風な雰囲気とミックスしたような
イラストが面白いと思いました。



Commented by nenemu8921 at 2013-09-10 23:08
寧夢さん。90年代から中国で、宮沢賢治研究者が増えてきました。
ここ数年、中国との緊張ムードも、影響がないことはないと思いますが。。。
中国という国は広いし、大きいので。。。奥行きがあるのでしょうね。

by nenemu8921 | 2013-09-06 14:05 | 賢治情報・スクランブル | Comments(12)

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