吉見正信著作集第一巻
2014年 07月 27日
「吉見正信著作集 第1巻 宮澤賢治の原風景を辿る」
コールサック社
2014・7・31 初版発行
¥2000+税
賢治の詩や童話の舞台になった岩手県内を愛車を駆使し、野山を歩き、また賢治と交流のあった人びとを人づてに聞いて取材し、賢治の作品から深く学びながらこの本書を書きあげました。「宮澤賢治の原風景」を辿ることは、決して過去のことではなく、賢治の作品をより深く理解する上で重要な現在の切実な課題だと私は考えています。本書が読者の「賢治の原風景」理解の一助となれば幸いです。(著者あとがきより)
【目次】
はじめに
【序章】㈠ ―岩手県―
㈡ ―北上川―
一章 花巻・盛岡
修羅のふるさと―花巻
修羅青春の地マリオ―盛岡(1)
修羅青春の地マリオ―盛岡(2)
二章 七つ森・岩手山・種山ケ原
「風景やみんなと」―七つ森・その周辺
イーハトヴ火山圏―岩手山・その周辺
輪廻マクロ世界からの種山ケ原
イーハトヴ圏の眺望―種山とその周辺
三章 葛丸川・江刺・早池峰山
火山童話の始源地―葛丸川流域
地質調査行からの小説舞台―江刺
神座す農民の山―早池峰山
北方守護神と民俗の詩境―成島毘沙門堂
四章 兄妹精神風土圏
兄妹精神風土圏―桑っこ大学
兄妹二人の詩境
五章 「銀河鉄道の夜」
挽歌詩の世界―イーハトヴからオホーツクへ
「銀河鉄道の夜」……コンポジション
【追補】 「三・一一」と《イーハトーヴォ海岸》
参考資料・文献
あとがき
これから勉強させていただきます。ありがとうございました。
宮沢賢治は古い時代の方というイメージが
ありましたが、昭和8年にお亡くなりですから
まだ生前のことを知る方や各地に残した足跡が
見つかる可能性がありますよね。
昨年お世話になった花巻の農家の方もお父様の
時代に宮沢賢治から畑の施肥計画をしてもらった
とおっしゃってました。
そんなことも次の世代になれば忘れられてしまう
かもしれません、、、
暑い日が続きますね。今日はややしのぎやすいようです。
生前の宮沢賢治を知る方はだいぶ少なくなりました。
ご友人の父上も賢治のご縁があったとは!!
まだまだ、賢治健在ですね(^_-)-☆