風車のある風景
2015年 10月 05日
風力発電の装置ですね。
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風力発電の装置とは風車のことですが、賢治の時代の風車はどんなものだったのでしょう。
北斎のはんのきの下で
黄の風車まはるまはる
いつぽんすぎは天然誘接(てんねんよびつぎ)ではありません
槻(つき)と杉とがいつしょに生えていつしょに育ち
たうとう幹がくつついて
険しい天光に立つといふだけです
鳥も棲んではゐますけれど
詩「天然誘接」
引用した詩は花巻市湯口が舞台である。杉の巨木があることから一本杉は地名にもなっている。
この一本杉は槻(けやき)と杉が一緒に生えて、くっついたものだという。
誘接は、接木法の一つで、立木に別の接穂を接合し癒着した後、拙穂の根を切断する。
自然に接合のおこる場合が、天然誘接である。
葛飾北斎の作品に描かれているような感じのハンノキの下で、黄色い風車がくるくる回っているというのである。
どんな風車だったのだろうか。
佐倉のふるさと広場や、アンデルセン公園などで見る大きな風車は、オランダから取り寄せたものだとか。
銚子の辺りは風が強いのですね。
そうですか。飯岡でしたか。合流できたらよかったのに。
ここもいいところでしょう。青空と雲が気持よかったです。
農作業する人に出会えたのはラッキーでした。
最近は兼業農家が多いので、週末しか人の姿はないそうですよ。
ここは一列に並んでいるという風ではなく、地形や都合に合わせての設置という印象でした。
尤も全貌を見渡せたわけではないのですが。。。
私にとっては新鮮な光景でした。
もっとじっくり撮ればよかったなあと、いま思っています。
先を急いでいたので、あわただしい撮影でした。
構図を考え、三脚を使って丁寧に撮るべきでした。(>_<)
また真似をして、近いうちに行ってきます。