こゝの凍つた池
2016年 03月 16日
こどもらがひどくわらつた
(今年は暖冬で池は凍っていない。以前来た時はこの池がわからなかった)
(略)
氷滑りをやりながらなにがそんなにをかしいのです
おまへさんたちの頬つぺはまつ赤ですよ
(偶然、まきば園の入り口で家族つれらしい観光客に出会った。
子どもはいつの時代でも雪と遊ぶのが好きだ)
桜の木には天狗巣病がたくさんある
詩「小岩井農場」
(小岩井の桜は、なるほど天狗巣に罹った木が目立つ。少し気をつけて見れば、あっちにもこっちにもある。
天狗巣病は植物病害の一種で、樹木の枝が異常に密生する奇形症状を示すものの総称。高い木の上に巣のような形ができるためこの名がある。英語ではwitch's broom もしくはwitches' broom(魔女のほうき)という。賢治が知っていたら、きっとこの語句を使ったに違いない。
おまけも見てね。
おまけです。
まきば園のSLもひっそりしていた。
昔ここに一人で初めて来たときはSLホテルというのがあってそこに泊まった。
一晩中蚊に悩まされたことがなつかしい。
賢治の時代、尋常小学校もありました。
現在は資材置き場になっているようです。
小岩井は美しい。
寒くて、行きたくない。