文学研究テクスト
2023年 03月 09日
文教大学で宮沢賢治を教えている大島丈志教授から届きました。ありがとうございます。


文学研究のためのテキストでしょうか。文学を研究するための知識と方法を身につけるためだそうです。
宮澤賢治に関しては、長詩「小岩井農場」を取り上げて、大島先生はその表現手法の魅力を丁寧に解説しています。直喩や隠喩、多彩なレトリックなどに言及しつつ。
ことに農場を歩きながら出会ったオオジシギへの驚愕とそれに関しての農夫との会話に焦点を当てているのが面白い。誰もが印象に残るシーンですもの。
賢治のほかに、志賀直哉、徳田秋声、小田作之助、松浦理英子、尾崎紅葉、大岡昇平、室生犀星、江戸川乱歩、太宰治、芥川龍之介、中野重治、田村俊子、高橋源一郎らの短編小説も取り上げられ、多くの若手の学者さんが文学研究への親切なアプローチを展開している。わあ、尾崎紅葉や志賀直哉を読むのってたいへんですね。


昔、進学塾の講師をしていた友人が、数学や科学は学べば学力は尽きますが、国語は学びようがないですよ。教えようがないのですよ。
と言い、進学塾の講師をやめて、国語研究所を創設して活躍している噂を聞いたのはいつだったろうか。
しかし、AIが小説を書くという時代になった!(@_@)
このテキストから学んで、新しい賢治研究が若い世代から生まれることを期待しよう。
大島先生、ご活躍、何よりです。「ブラたもり」も観ましたよ(^^♪
by nenemu8921
| 2023-03-09 14:51
| 賢治情報・スクランブル
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