【124】 りんご
2007年 05月 03日
ボルドウ液の霧ふりて
ちひさき虹のひらめけるかな
歌稿[A]248
リンゴ(バラ科リンゴ属)
原産地はカザフスタン南部、キルギスタン、タジキスタン、中国の新疆ウイグル自治区など中央アジアの山岳地帯、カフカスから西アジアにかけての寒冷地だといわれている。現在日本で栽培されているものは、明治時代以降に導入されたもの。病害抵抗性、食味、収量などの点から品種改良が加えられ、現在7500以上の品種が栽培されている。
画像は ゴージャスという品種の花。
賢治の時代はどんなリンゴを栽培していたのだろう。
賢治作品にはリンゴのイメージは頻出するが、多くはその果実や香りで、苹果と表記されることが多い。
この短歌のように樹木をうたったものは少ない。
ボルドウ液は農業用殺菌剤。フランスのボルドーで初めて使われたのに由来する。
甘いりんゴの香りがこちらにも漂ってきそうな画像にうっとりです。
ムギワラギク↓ よくドライフラワーにしましたね。
簡単に出来ちゃうんですよね。
リンゴ畑の白い花が満開でした。今も昔もリンゴの産地の盛岡周辺もちょうど満開だろうな。この年になるまでは遠めに見てばかりだったのでこのような愛らしい桃色の蕾にはついぞ気がついてませんでした。
ボルドー液はブドウ栽培にも使いますね。農薬とはいえ、この名前はなんだかワインみたいで、シンプルでしゃれているなと、思っています。
その図書館、りんご料理の本の特別コーナーとかあったりして。\(^o^)/
ボルドー液はもともとブドウ栽培に使われていたのでしょう。ボルドー、ワイン、ブドウですものね。
バラにオルトランという殺虫剤を散布しますが、虹は訪れず……(;>_<;)