ペントステモン←ペンステモン
2007年 07月 01日
松並の影がひろがってゐる
ひるなら碧く
いまも螺鈿のモザイク風した影である
こんな巨きな松の枝さへ落ちてゐる
このごろのあの雨雪で折れたのだ
そこはたしかに畑の雪が溶けてゐる
玉葱と ペントステモン
なにかふしぎなからくさ模様が
苗床いちめんついてゐる
詩〔鈍い月あかりの雪の上に〕
ペンステモン(ゴマノハグサ科ペンステモン属)
北アメリカ原産の秋播き1年草。最近では非常にたくさんの園芸種がある。ペンステモンという名で流通しているが、別名をツリガネヤナギともいう。もともとは宿根草だが、高温多湿に弱いため1年草扱いにされることが多い。花期は5~6月。ペンステモンは5本のおしべの意味だという。
「新宮沢賢治語彙辞典」でイワブクロとしているのは明らかな認識不足である。
詩の内容から、まだ雪の季節であるが、雨混じりになってくれば、春も遠くない。秋に蒔いた玉葱やペンステモンの苗床を気にかけているのが察せられる。賢治は、「下ノ畑」を耕作していた時期には当時としては珍しい園芸種の花も数多く育てていた。高山植物のイワブクロを畑に植えるようなことはしない。
ツリガネヤナギは、名前も花もいかにも賢治好みである。
毎日、病院通いしています。
母も目に見えて元気になってきています。
ペンステモンのブルーは爽やかでステキね♪
今日は朝から雨ですね。
梅雨はいつ頃上がるのでしょうか・・・
毎日病院通いですか。たいへんね。
でも、あせらずに。あなたの笑顔が何よりの特効薬。
お母様も早く退院できるといいわね。
雨も充分降って大地を潤して欲しいなあ。
仕事を抱えているので、デジブラ出かけられず、そんな風に感じています。(*^_^*)