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岩手山麓でであった植物 ⑤ モウセンゴケ

とびいろのはたけがゆるやかに傾斜して
すきとほる雨のつぶに洗はれてゐる
(略)
こゝはぐちゃぐちゃした青い湿地で
もうせんごけも生えてゐる
(略)
                詩「小岩井農場」 パート七


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モウセンゴケ(モウセンゴケ科モウセンゴケ属)毛氈苔
山地や野原の日当りのよい湿地に生える多年生の食虫植物。葉は倒卵状円形で長さ5~10mm、表面に多数の紅紫色の腺毛がある。小さい虫がこれにさわると、たちまち粘着し、分泌物で消化される。6~8月に、6~20cmの花茎の先に白花を開く。葉を毛氈にたとえ、小型であることをコケとしたもの。
Commented by rinrin at 2008-06-29 20:59 x
nenemuさん
こんばんは
私この植物、八幡平でたくさん見ました。
面白い植物ですですね。
花は落ち着いてみないとなんだかうまく写せませんね。
Commented by sdknz610 at 2008-06-29 23:22
透き通る雨のつぶ・・・キレイなイメージの言葉ですね。
毛氈苔の雫がキレイで輝いてますね。
尾瀬のナガバナモウセンゴケ、今年も見れるかな~・・・。
Commented by tamayam2 at 2008-06-29 23:22
めずらしい植物をみせてくださって、ありがとう。それに、賢治の詩。
賢治独特のことば・・・。ふしぎな世界です。リンクを張らせていた
だきました。今後ともどうぞ、よろしくお願いします。
Commented by nenemu8921 at 2008-06-29 23:54
rinrinさん。昔子どもだったとき、田舎の家にこの植物があって、虫を食べるというので、ハエを捕まえて一生懸命食べさせた記憶があります。
食べてくれなかったので、がっかりしたことをおぼえています。
大人になって見れば、不思議な美しさを感じますが。
Commented by nenemu8921 at 2008-06-29 23:56
samさん。やはり、賢治の言葉があって、風土も植物もくっきりと心に刻まれますね。
尾瀬、行かれるのですか? いいなあ。
Commented by nenemu8921 at 2008-06-30 00:00
tamayam2 さん。ありがとうございます。
こちらもリンク張らせていただきました。
下手な写真ですが、よろしくお願いします。
お部屋にたびたび伺って、勉強させていただきます。
Commented by fan_tail at 2008-06-30 05:04
モウセンゴケ、かわいいですね。
毎年群落に行って写してきますが、なかなかきれいに写せなくて。
きれいに写せていて、うらやましいです。
Commented by nenemu8921 at 2008-06-30 13:02
fan_tailさん。
ここは規制がない山の中ですから、目の前でかがみ込んで撮れるのですよ。
群落では、もう花が咲いているかしら。背の高い花が。
by nenemu8921 | 2008-06-29 00:05 | 植物 | Comments(8)

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