ネムノキ
2008年 08月 25日
ねむの林のかたはれを
からすの尾ばね嗅ぎつゝあるけり 歌l稿197
いずくよりか
烏の尾ばね
落ちきたりぬ
ねむの林の
たそがれを行けば 197異稿
ネムノキ(マメ科ネムノキ属)合歓の木
山地や川岸、野原などに生え、高さ6~10mになる落葉高木。
樹皮は灰褐色でなめらか。葉は大形の2回羽状複葉で、夜になると小葉は閉じる。
6~7月、枝先に10~20個の花が集まった頭状花をつける。淡紅色の花糸が目立つ。
歌は大正3年4月~に分類されている作品。この年の3月賢治は盛岡中学を卒業し、
4月半ばに盛岡市岩手病院に入院。肥厚性鼻炎の手術を受ける。
このとき看護婦に片恋をしたと伝えられている。
この夏の宮沢賢治は家業の手伝いに身が入らず、悩んでいた。
その時期の歌であろう。
北上川の河原でもよく見かける木ですが、なかなかいいタイミングの写真が撮れない。
このネムノキは、今年7月千葉県市原の森で出会ったもの。
高い木が多いため、アップで花はなかなか撮影できませんでしたが、こうしてみると、
なにやら、悩める少年の心象スケッチのようにも見えますね。
マメ科だったとは・・・♪
子供のころ見た記憶はないですね?
結構大木がが多いですね。
まるで線香花火のような花で愛らしいですよね(*^^)v
合歓の木は土手脇にあるので何度か撮ったことがありますが、
このようなモジャモジャ合歓の花は撮ったことがないので、
逆にとても新鮮です。
成程ね~おっしゃる通り、悩める少年の心象スケッチのように見えますよ。
花が終わってくるとくしゃくしゃになるのですか?
高い所に咲いているのでしみじみ見たことがありません。
次はちゃんと見てみます。
↓ しっとりした木々は癒されますね。何度も見逃げしました。^^;
ネムノキはマメ科で種が川を流れて増えるのでしょうか、大きな川の河原などに多い気がします。田舎の。
アップで見ると、下から見上げたときと印象がだいぶちがいますね。
気づかなかったわ。地元もよく探検しないと……ネ。
ネムノキも花の美術館などで見るのは園芸種か、外国種だと思います。
きれいな花ですよね。
こちらは野生のものだと思います。
遠くから見たほうがいいなあと思ったりしたのでした。(#^.^#)
今日は早起きして九十九里に出かけようと思っていたのでしたが、雨で出足をくじかれました(涙)
急に涼しくなりましたね。十分に撮影できなかった夏!!という印象です。
でも、私が小さかった頃、豊沢川の川べりは夏になると
このねむの木が沢山咲きました
川遊びとかぶって思い出します。
我家にもあったけど、あまりにも大きくなって邪魔なので切られましたので、今園芸種の真っ赤を買い求めて、眺めております。