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2018年 04月 11日 ( 1 )

辛夷花樹(マグノリア)

すこしご無沙汰してしまいました。
所用に追われ、合間に撮影はしていますが、視力が衰え画像の編集がままなりません。
ぼちぼちと続けますので、よろしくお願いいたします。


群れてかがやく辛夷花樹(マグノリア) 雪しろたたくねこやなぎ
風は明るしこの卿(さと)の、     士(ひと)はそぞろに吝(やぶさ)けき。

まんさんとして漂へば、       水いろあはき日曜(どんたく)の、
馬を相する漢子(をのこ)らは、    こなたにまみを凝すなり。

                   文語詩「社会主事 佐伯正氏」        
                  

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3月の早い時期に撮影した辛夷。開き始めたばかりでした。

今年は温暖な天候がつづき、おだやかな満開の桜とともに群れて輝くマグノリア(辛夷花樹。他も)をあちこちで見かけた。
辛夷花樹と書いて、マグノリアとルビを振っている。
コブシはモクレン科モクレン属コブシ。学名がマグノリア Magnolia kobus である。
マグノリアとは、ハクモクレンもモクレンもシデコブシもみなマグノリア属である。

こちらはハクモクレンです。辛夷より早く咲きますね。
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これはシデコブシ、かわいいですね。


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そしてモクレン。たくさん撮影しましたが、1枚見てやってください。



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文語詩の大意を紹介しておこう。
書簡の下書きや文語詩の下書き、賢治の知人の資料などによれば、実在の人物、社会主事の佐伯正氏との出会いの記憶から、佐伯氏の心情に寄り添っての一篇らしい。
コブシの花がまぶしく群れて咲き、雪解けの水が増し、川岸のネコヤナギの枝が風に揺れている。
明るい早春のこの町の人々はどうもケチだなあ。漂うように町を歩けば雪代の水も淡く流れ、今日は日曜日だったなあ。
馬の見立てをしていた男たちは、(こちらの大声の会話に、驚き)、何事かとじっと見ている。




by nenemu8921 | 2018-04-11 18:18 | 植物 | Comments(13)

宮沢賢治の愛した鳥や植物


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