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2019年 06月 03日 ( 1 )

誰だか食べた

こちらの子は2番目に巣立った子です。
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ちょっと不安定な枝に止まっています。
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親鳥が高ーい枝から見張っています。
しかし下から見ても、枝が邪魔して、ほとんど姿を見ることが出来ません。
やっと探したアングルです(^_-)-☆
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この日は風が強くて、エノキの葉はゆさゆさ揺れました。
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あれっ!!」「ヒナがいないよ」「ぼろきれがぶら下がっている!」
あたりは暗くなり始めていました。地元のカメラマンさんが数人残っているだけ。
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おっとと…。
ようやく細い小枝に爪をひっかけましたが…。
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どうしよう…。どうしよう…。
ヒナもカメラマンも同じ心境でハラハラ、ドキドキ。
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十五分後。地面にふわりと落ちました。憮然とした表情。
「ボクともあろうものが…」
怪我はないようです。大木の根元です。
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しかし…。どうしたものか…。
このあたりには野良猫もいるからなあと、地元のカメラマン。
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意を決して、軍手やら、タオルやら…、軽い重装備?で、ヒナを背後からかかえ、
洞のある場所に移動させてやりました。
毎年のことなので、手慣れたものでした。
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翌朝、行ってみると、ヒナたちは、より高い枝に移動して、元気そうでした。
めでたし、めでたし…💛💛
元気で、大きくなるのよ!!

宮沢賢治の作品にはしばしばフクロウが登場します。

のろづきおほん、 のろづきおほん
おほん、おほん、
ごぎのごぎのおほん、
おほん、おほん、
       (童話「かしはばやしの夜」)

「うん、ふくろふにさ。それはね、僕もっと小さいとき、それはもうこんなに小さいときなんだ、
野原に出たらう。すると遠くで、誰だか食べた、誰だか食べた、といふものがあったんだ。
それがふくろふだったのよ。僕ばかな小さいときだから、ずんずん行ったんだ。
そして林の中へはひってみちがわからなくなって泣いた。
それからいつでもお母さんさう云ったんだ。」
            (童話「ポラーノの広場」)

賢治流のフクロウの声です。

今回は思いがけないドラマを目の当たりにしたので、ドキュメント風に編集しました。



by nenemu8921 | 2019-06-03 22:52 | 鳥・動物 | Comments(7)

宮沢賢治の愛した鳥や植物


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