カテゴリ:植物( 968 )

マグノリアの乙女たち

少しご無沙汰しました。
実は視力が落ちて車の免許の更新と重なり、いろいろたいへんでした。(>_<)
近いうちに白内障の手術をすることにしました。
PCも読書も控えるようにと言われ、たいへん不自由でした。
ゆるやかにでも続けたいと思います。ぼちぼちとお付き合いくださいませ。

今年はどうにかオオヤマレンゲの開花期に間に合いました。
マグノリア属の中でも、ホオノキや泰山木は成熟した大人の気品がある雰囲気だが、この花はいかにもお年頃という風である。
蕊の色まで乙女っぽい。

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こちらはカラタネオガタマノキ(唐種招霊)。花は終盤だったが、どうにか撮影できた。
やはりモクレン科だが、オガタマノキ属である。小さな花。バナナのような甘い芳香がある。
おしゃまなお稚児さんのよう。

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ユリノキもモクレン科だった。でも、ユリノキ属である。
チューリップツリーとか、半纏木(ハンテンボク)とか、蓮華木という異名もある。
モクレン科は、すべて学名マグノリアである。
宮沢賢治はマグノリアと多用するけれども、正確にはマグノリアのイメージは多様ですね。
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こちらはアメリカロウバイ。これはロウバイ科クロバナロウバイ属だそうです。
アメリカロウバイとクロバナロウバイはとてもよく似ていますが、同一ではないそうですよ。
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by nenemu8921 | 2018-05-22 00:17 | 植物 | Comments(6)

エゴノキ

エゴノキの花も満開でした。
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大きな樹木で、木の下に立ち上を見上げると、こんな感じです。
クリックして見てくださいね。
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根元に花びらがいっぱいで、何だろうかと見上げて気づいたわけです。
ここにヤマガラなどが遊んでいてくれたら絵になるのになあと思いつつ……。
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ウツギも咲き始めていました。

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うつぎやばらの大きな藪を
どんどん走って来れるかね?
        詩〔野馬がかってにこさえたみちと〕



ばらと言っても、ここでは、ノイバラでしょうね。
咲き始めたときは可憐ですが…。
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野にあってはウツギもノイバラも藪を形成する。
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賢治作品ではエゴノキは登場しません。


by nenemu8921 | 2018-05-10 23:40 | 植物 | Comments(10)

厚朴(ほう)

朝の厚朴(ほう)
たゝえて谷に入りしより
暮れのわかれはいとゞさびしき。
           歌稿〔B〕466
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賢治が愛したマグノリアは多くが辛夷のイメージであり、ホウノキでもある。
木蓮やハクモクレン、泰山木も同じ仲間だが、イーハトーブの山野で出会うことはない。
市川市の万葉植物園でホウノキのつぼみを見つけたのは3日前。
来客もあり、園の休園日もあって、ようやく今日出会えたがもうすっかり開いていた。
もう一つのつぼみは明日開きそう…。
泰山木は見かけるが、ホウノキは都会の公園に少なく、あっても高い樹木が多く、花を撮影できないことが多い。

万葉植物園は一時期園内も荒れ、管理体制が??だったが、最近はスタッフがかわり、丁寧な管理をしてくれて、嬉しい。

ホオノキ(朴の木、Magnolia obovataシノニムM. hypoleuca)はモクレン科落葉高木


by nenemu8921 | 2018-05-08 23:03 | 植物 | Comments(5)

光と影のマジック

花の開花時期に出会えたのはラッキーでした。カジノキです。
久しぶりに立ち寄った市川市の万葉植物園、あいにくかんかん照りの日中でした。
でも、それゆえの光と影の織り成すマジックが不思議な雰囲気を演出してくれました。
ぜひクリックして大きな画面でご覧くださいませ。
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やっぱりコウゾ(楮)に似ていますね。もっとワイルドですが…。
雌雄異株です。これは雌株でしょうね。
以前ご紹介したヒメコウゾはこちらをどうぞ。
https://nenemu8921.exblog.jp/17930663/

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カジノキ(クワ科コウゾ属)梶の木 Broussonetia papyrifera


by nenemu8921 | 2018-05-05 15:54 | 植物 | Comments(12)

目に青葉!

GWですね。この時期は遠出はせず、家でゆっくり過ごしています。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
目に青葉~、ですね。
あっという間にイロハモミジはすっかり濃い緑色になりました。
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竹林のタケノコもスクスク伸びて~。
もう、食べられません。

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立派な竹になります。
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街のあちこちでもツツジの花が満開です。
ひらひらしているのは?
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そう、ジャコウアゲハでしょうか。
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キンランもそっと咲いていました。
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by nenemu8921 | 2018-04-30 07:39 | 植物 | Comments(9)

タンポポの綿毛

今年はタンポポが綿毛になるのが早いですね。
茎が伸びないうちに花を咲かせ、次々綿毛になっていきます。
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見慣れない小さな花。ムラサキ科のヤマルリソウかしら。
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ヘビイチゴの花。紅い実がついたらきれいでしょうね。
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カキドオシの群落も目に留まりました。
日本の在来種の野草に出会うとちょっと嬉しくなります。
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渡良瀬遊水地です。
枯れ葦と、葦の新芽のみどり。陣取りゲームをするように広がっていました。
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by nenemu8921 | 2018-04-26 22:29 | 植物 | Comments(6)

牡丹園

先週ですが、上野へ出たついでに
東照宮の牡丹園が開園しているというので立ち寄ってみました。
寛永寺の五重の塔を入れて一枚。
画像はクリックすると大きくなります。
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牡丹は華やかで美しく気品もあって…。
つい、撮らされてしまう被写体ですね。
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ゴッホの牡丹と呼びたいような…。
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アジア系の観光客が多いですね。韓国から来たという娘さんたち。
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思いがけず目に留まった方。牡丹の花のようです。
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by nenemu8921 | 2018-04-21 19:46 | 植物 | Comments(14)
(略)
ぜんたい春といふものは
気象因子の系列だぜ
はじめははんの紐を出し
しまひに八重の桜をおとす
(略)
        詩「実験室小景」

画像はクリックすると大きくなります。

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10日ほど前に立ち寄った千葉市青葉の森公園。
八重桜の種類も数も多くて、まあ、見事でした。

賢治作品の「実験室小景」は、実験室を訪れた友人との会話でしょうか。
春は、一番初めに、ハンノキの紐(雄花ですね)が下がることから始まり、
ラストは八重桜の花が咲くといっています。
真に春のラストランナーは八重桜かもしれませんね。
10日間で、すっかり真夏になってしまった日本列島でした。



by nenemu8921 | 2018-04-20 22:53 | 植物 | Comments(10)

野草たち

宮沢賢治が愛した春の妖精はカタクリが有名ですが、今年は早かったですね。
3月末に泉自然公園に行ったときはもう終盤で、撮影意欲がわかなかったです。
あっという間に初夏のモードになってしまいました。
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それでも気になった野草たち。あちこちの出先で撮ったものです。
ホトケノザは、年明けから目に留まりますが、紅いつぼみがかわいいわね。
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シロバナヒメオドリコソウは千葉市の都市緑化植物園でよく見かけます。
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ナズナは朝露がついているところを撮りたかったなあ。
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コゴメフグリは小さな花だけれど、出会えば、ちょっと嬉しい。
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クローズアップしてもこんなに小さいのよ。
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小さいと言えばジロボウエンゴグサ
群生しているのは珍しい。
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アマナ(ユリ科アマナ属アマナ)小さなチューリップみたいですね。
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アオイ・スミレ。葵菫だそうです。
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おまけは小さなヤブキリ
目玉焼きの上に虫がのっている!!なんていわないでね。(-_-メ)
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by nenemu8921 | 2018-04-19 20:58 | 植物 | Comments(8)

春が来た、春が来た。

都心はもう初夏の装いの人が目立ちました。
でも1週間前、郷里の群馬では、桜が満開で、
雑木林は、「春が来た、春が来た~」と、歌っておりました。
赤城山麓です。
画像はクリックするとみな大きくなります。

春浅い雑木林の雰囲気、もやったような、ねむそうな、木々が芽吹きだした頃の雰囲気が好きです。
ムラサキハナナは里の花ですね。
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小さな花を咲かせ始めたイロハモミジ。毎年、ついつい撮らずにいられません。
背景はレンギョウの花の群れ。
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ミツバアケビの蔓。
「心象のはいいろはがねから
 あけびのつるはくもにからまり~」と
「春と修羅」で、冒頭に登場するアケビの蔓ですが、
後に、賢治は花壇設計にアケビの棚を取り入れています。
ミツバアケビは野趣ゆたかですね。
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民家の庭先で満開に咲いていた桜。
こんな風景があちこちで見られました。
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最近は地球温暖化で、春は気まぐれで、暖かくなるのが早いですね。
賢治の時代は、東北の春は待ち遠しいものだったでしょうね。
花粉症もなかったでしょうし。


by nenemu8921 | 2018-04-13 11:22 | 植物 | Comments(12)

宮沢賢治の愛した鳥や植物


by nenemu8921