<   2018年 03月 ( 14 )   > この月の画像一覧

花鳥童話集

宮沢賢治は童話集「注文の多い料理店」を出版した後、
花鳥童話集というシリーズを予定していました。
具体的な構想もメモが残っていますし、何編か童話として残されましたが、シリーズとして実現することはありませんでした。
各地で桜や辛夷が一斉に咲き、そこに鳥たちの姿を見つけるとき、ふっと思い出します。
この数日の間のスナップを選んでみました。

近所の妙行寺で。枝垂れ桜とメジロ。
c0104227_19541082.jpg


c0104227_11030206.jpg


開き始めたコブシの花、ヒヨドリが花びらを突いて咥えていました。
高い梢です。
c0104227_19453381.jpg


ヤブツバキのつぼみをしきりに突いていたシジュウカラ。
c0104227_19462117.jpg

開き始めたソメイヨシノに群がり、ヒヨドリに追い立てられて、近くの生垣にもぐりこんだメジロの群れ。
1羽が様子を見ながら出てきて、新芽をつついています。
c0104227_19495322.jpg


近くの桜の枝に飛び、ようやく蜜にありついたメジロ。
すぐさま、ヒヨドリが追い立ててしまいました。
c0104227_19492403.jpg

こちらはすぐ近くの真間川の桜並木で、我が物顔のヒヨドリ。
c0104227_19502459.jpg

鳥たちも春のご馳走にありつくのはたいへんそうです。
賢治の花鳥童話は、残されたメモや構想を見ると、いわゆる伝統的な花鳥風月の抒情的なものを目指したのではなかったと思います。
当時の読者には受け入れられなかったでしょうね。




by nenemu8921 | 2018-03-28 00:30 | Comments(19)

長勝寺のさくら

知人のギャラリーへ行ったついでに潮来市の長勝寺に立ち寄りました。
咲き始めたソメイヨシノもこの日のあたたかい気温につられてか、一気に花開いてくれました。
1185年に源頼朝が創建し、水戸光圀が再建したという立派な寺院で山門の桜が見事でした。
ぜひクリックしてご覧くださいね。
c0104227_16302519.jpg

まだまだつぼみがたくさんあります。
c0104227_17120125.jpg


本堂は堂々としたかやぶき屋根で、思わず頭が下がります。
c0104227_16312595.jpg

偶然行き会った写真仲間の方たち。
この真剣さ、後姿からも伝わってきますねえ。
c0104227_16333697.jpg


こちらは駐車場わきに咲いていた大島さくらでしょうか。
椿とのコラボがいい感じでした。
c0104227_16363807.jpg

おまけです。
この日友人からいただいた花束のなかで可憐に咲いていた花。
すごくあまーい香りがします。匂いスイセンというそうです。
一見するとオキザリスのような小さな花ですが、マクロで撮ると、やっぱり水仙です。
c0104227_17005209.jpg
最近の園芸種でしょうか。
博識の賢治も知らなかったでしょうね。


by nenemu8921 | 2018-03-26 17:13 | 植物 | Comments(10)

あんず

(略)
いつごろ行けばいゝかなあ
ぼくの都合はまあ来月の十日ころ
仕事の方が済んでから
木を植える場所や何かも決めるから
ドイツ唐檜にバンクス松にやまならし
やまならしにもすてきにひかるやつがある
白樺は林のへりと憩みの草地に植ゑるとして
あとは杏の蒼白い花を咲かせたり
きれいにこさえとかないと
お嫁さんにも済まないからな
雪が降りだしたもんだから
きみはストゥブのやうに赤くなってるねえ
(略)
                 詩「丘陵地を過ぎる」


c0104227_22584865.jpg

c0104227_22590343.jpg

c0104227_22591440.jpg
「杏の蒼白い花」にも出会いました。
杏はむしろほんのり紅いろがかって見えます。
賢治の青、蒼の多様な表現には、さわやかさ、新鮮さ、生硬さなどのニュアンスがにじんでいる。
「丘陵地を過ぎる」は、『春と修羅』第二集に収められた作品、1924年、3月24日の日付がある。
教え子へ向かっての慈しみが感じられます。モノローグ風に描かれている。
この頃の東北の3月末は、雪も降り出すような気候だから、まだまだ春は本格的ではない。
樹木の植栽の相談なのか、もうじき訪れる春を待ちわびる心情が詩句全編にみなぎっている。

今年は寒い冬だったけれども、ここにきて一挙に春がラストスパートをかけられたようだ。
李も杏も辛夷も桜も、一斉に開き始めた。





by nenemu8921 | 2018-03-26 09:49 | 植物 | Comments(4)

春の樹の列

銀のモナドのちらばる虚空
すべて青らむ禁欲の天に立つ
聖く清浄な春の樹の列
   みみづくの頭のかたちした鳥ヶ森の雪なかばとけ
   小くやさしい貴女たちのゆゑに
   雪やなぎひかれば
   すももの花のしたで
   黒衣の童子にまかれる燐酸もひかる
(略)
                    詩〔銀のモナドのちらばる虚空〕
c0104227_20252069.jpg

c0104227_20254122.jpg

c0104227_20261695.jpg
あまり知られていない作品ですが、いかにも宮沢賢治らしい詩ですね。
この小さなスモモの花は、「聖く清浄な春の樹」の先頭にふさわしいイメージでしょう。
昨日、あたたかな陽気に誘われて、佐倉の歴史民俗博物館に付属している「くらしの植物苑」へ行ってきました。
たくさんの春の樹木に出会いました。
近くの佐倉城址公園では、前日までつぼみだったというソメイヨシノがほころび始めていました。






by nenemu8921 | 2018-03-24 21:07 | 植物 | Comments(6)

銚子の海

カモメの撮影の後に、場所を移動し、波を撮影するレッスンをしました。
NDフィルターをつけ、シャッター速度をいろいろに変えたり、
バルブ撮影なども試してみましたが、なかなかイメージどおりに行かないものですね。
c0104227_11441141.jpg


c0104227_11450016.jpg

c0104227_11443114.jpg

こちらは帰途、外川漁港の夕景がきれいだったので、車を止めてもらって撮影しました。
もっとゆっくり撮影したかったけれど、帰宅がかなり遅くなってしまうので……。
いつも案内をしてくださる写友に感謝です。
c0104227_11471368.jpg


c0104227_11465633.jpg






by nenemu8921 | 2018-03-24 00:28 | 場所 | Comments(4)

青空の銚子漁港

青空の下でカモメに会いたいとまた銚子まで出かけました。先週のことです。
前日、強風だったので、この日は水揚げはないと知っていましたが…。
銚子漁港だけでなく、街のあちこちにカモメの集団がいました。
コンビニの前の電線、水産加工場の屋根、漁港にもテトラポットにも。
カモメは種類も数も多くて、ゆっくり識別できませんでした。
バーダーも十数人。カナダカモメ、ワシカモメ、シロカモメ、などが話題になっていました。

c0104227_11221081.jpg
c0104227_13354235.jpg

c0104227_13350949.jpg


c0104227_11540772.jpg
c0104227_11535488.jpg


ぽつんと浮かんでいたのはカンムリカイツブリです。
c0104227_10590290.jpg


ここにも。
こんなきれいな夏羽を見たのは初めてでした。
c0104227_10583277.jpg


遠くにいた黒い鳥の集団。これってハジロカイツブリ ですよね。
ミミカイツブリでした!!
夏羽に変わりつつある個体が目立ちました。
c0104227_11003202.jpg

これは? 眼の色が黄色に見えます。
アカエリカイツブリだそうです。

粗忽で失礼しました。
matsu_chanさん、
boranchaさんにご教示いただきました。
ありがとうございます。

c0104227_10594116.jpg
銚子はいつ行っても面白いところです。


by nenemu8921 | 2018-03-22 14:30 | 鳥・動物 | Comments(12)

落花

ヤブツバキの大木の下。落花のなかをキジバトが散歩していました。
c0104227_19503389.jpg

樹木の茂みの中で騒いでいたヒヨドリは飛んで行ってしまい、私がいる間、戻ってきませんでした。
c0104227_19544663.jpg


しばらくしたらシロハラがやってきました。
でも、椿の花には興味を示しませんでした。(当然ですよね)
c0104227_19505867.jpg

その先にトサミズキの花が枝を広げて満開に咲いていました。
c0104227_19513692.jpg
クリックして大きな画像でご覧いただくとうれしいです。


by nenemu8921 | 2018-03-19 11:10 | 植物 | Comments(12)

銀ブラ

80歳になった友人が、能楽の初舞台に立つというので応援に行きました。(素晴らしいわね)
なんとギンザSIXの地下3Fに観世能楽堂があるのですね。まごまごしてしまいました(^_-)-☆
もちろん舞台は撮影禁止ですが、プログラムの合間に銀座のスナップを楽しみました。
日曜日だったので、歩行者天国。外国の観光客が多いこと。海外のブランド店ばかりが目につきました。
銀座も変わりましたねえ。
画像はクリックするとみな大きくなります。
c0104227_12435674.jpg


c0104227_12442602.jpg

c0104227_12594178.jpg


大道芸人もエトランゼでしたよ。
c0104227_12525911.jpg
こちらは御木本パールのディスプレイ。
空が映り込んで不思議な景色になりました。
c0104227_12525624.jpg

3月11日でした。「この日を忘れない」
和光のディスプレイですがテレビ局の取材が多かったですね。
c0104227_13184132.jpg
14:43分になったら、時計台から音楽が流れ、路上の人はみな一瞬、黙祷しました。
もちろん私も。スナップは撮りませんでした。
c0104227_13002713.jpg


スズラン通りで、真新しいスポーツカーを駐車するのに手間取っていたボーイフレンドを誘導していたすてきな人。
声をかけtら、ポーズしてくれました。
一時代前だったら、声もかけられないし、撮影なんて思いもしなかったけれど。
c0104227_13012442.jpg
銀座らしいすてきな人のスナップもたくさん撮らせていただきました。


by nenemu8921 | 2018-03-17 22:58 | 場所 | Comments(5)

河津さくら

河津さくらも散り始めましたね。
寒い冬でしたが、一気に暖かくなって、春は駆け足でやってきました。
通り過ぎてしまいそう…。

出先のあちこちで撮影したものを集めてみました。

意識してハイキーに撮りました。河津さくらが開き始めたころ。
c0104227_17503718.jpg

こちらは青葉の森で
c0104227_22070518.jpg

これは三陽FMFのガーデンで。
c0104227_22060084.jpg


ロウバイも出番がなかったので1枚だけ。
c0104227_22093535.jpg

菜の花。透過光を意識しての一枚。
c0104227_22103283.jpg
季節においていかれそうです。辛夷も咲き始めました。
カタクリもレンジャクも撮りに行けないというのに(-_-メ)



by nenemu8921 | 2018-03-15 20:52 | 植物 | Comments(14)
おはなし会の帰り、温かさに誘われて、水元へ寄ってみました。
小流れの小さな堰のところでアオサギ君、小魚を熱心に捕食してました。
狙いを定めて、ほぼ百発百中です。
でも、小さな小さな魚です。
いくら食べてもおなかはいっぱいにならないだろうなあ。
おやつみたいなものかしら。
画像はすべてクリックすると大きくなります。

c0104227_17535539.jpg


c0104227_17544433.jpg



c0104227_17542530.jpg


c0104227_17550819.jpg

魚が見えないでしょう。クローズアップするとこんなかんじです。
c0104227_17560733.jpg
はじめはかなり離れたところから撮影しました。
すこしづつ距離を縮めて、最後は目の前で撮影しましたが、こちらの存在など全く気にしていないようでした。
3~40分の間に撮った写真は4~500枚。
同じようなカットばかり。もっと変化ある表情を見せてほしかったわあ。


by nenemu8921 | 2018-03-14 18:41 | 鳥・動物 | Comments(10)

宮沢賢治の愛した鳥や植物


by nenemu8921