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丹生湖で出会ったもの

丹生湖(ニュウコと読みます)にご案内いただきました。
湖と言っても湖面はほとんど草地になっていますが、
残った湖からはワカサギが釣れるとか。
周囲4キロほどを虫探ししながらゆっくり歩きました。
すると、珍しい虫に出会いました。
クロハネシロヒゲナガ(チョウ目ヒゲナガ科) Nemophora albiantennella
その名の通り長い白髭が特色です。叢をふわり、ふわりと飛んでいます。
クリックして大きな画面でご覧くださいね。
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クサノオウの花に止まってくれましたよ。
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クレソンの花にやってきたのはスジグロシロチョウでした。
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シリアゲですね。
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カワトンボの仲間のようです。
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ブローチにしたいような美しい虫。
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白い蛾(蝶?)を食べてしまったクモ君の名前は?
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ケーン、ケーンという雉の声が響いていました。
姿を見たのはかなりの距離があったところでした。
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 ……ひかって華奢にひるがへるのは何鳥だ……
水いろのそら白い雲
すっかりアカシアづくりになった
(略)
          詩「半蔭地選定」

白い雲をアカシアの花の群がりに形容している
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賢治のアカシアはハリエンジュのこと。
ニセアカシアともいう。
以前、賢治のアカシアについては解説したので、繰り返しません。

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ホタルカズラ
貝の火が今日ぐらい美しいことはまだありませんでした。それはまるで赤や緑や青や様々の火がはげしく戦争をして、地雷火をかけたり、のろしを上げたり、またいなずまがひらめいたり、光の血が流れたり、そうかと思うと水色の焔が玉の全体をパッと占領して、今度はひなげしの花や、黄色のチューリップ、薔薇やほたるかずらなどが、一面風にゆらいだりしているように見えるのです。 童話「貝の火」
ここでも、ホタルカズラの花は、「貝の火」の輝く形容として登場する。
丹生湖ではひっそりと咲いていました。
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クサボケ
この花は賢治作品に登場しません。
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たくさんの植物や昆虫に出会ったので、とてもよい観察会でした。
友よ、ありがとうございました。

予約投稿です。数日出かけます。



by nenemu8921 | 2019-05-18 20:00 | 昆虫・クモなど | Comments(1)

フクロウ

フクロウが営巣してると聞き、そろそろ巣立つ頃だからと見に行きました。
郷里の由緒ある森?です。
巨木が残されていて、大きな洞がたくさんありましたが、どこに営巣しているのかわかりません。
首が痛くなるほど、上に向けて一生けん命探しました。
友人が「あすこですよ」と教えてくれました。
新緑の葉がちらちらして、半分居眠りしているフクロウの顔を隠します。
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美しい水色の瞬膜が写っていました!
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やっと眼を開けた瞬間を撮りました。
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ヒナは洞の中で動いている気配はありましたが、まだ顔を出してくれませんでした。
巣立ちが今年は遅い様子です。(お粗末な画像でごめんなさいね。)
郷里の鳥友達の皆さん。ありがとうございました。

「二十六夜」という賢治童話があります。
梟のお坊さんによる読経と講釈がユニークです。
夜の撮影ができず、イメージを作れませんでした。(>_<)




by nenemu8921 | 2019-05-16 00:10 | 鳥・動物 | Comments(7)

小鳥たち 2

キセキレイも美しい姿を見せてくれました。
宮沢賢治の作品にはキセキレイは登場しません。
セキレイだけです。
賢治の時代はセグロセキレイもハクセキレイもキセキレイもみなセキレイでした。
アバウトな時代でした。
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この鳥は姿もさえずりも美しい。
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カワガラスです。
餌を咥えて行ったり来たりしていましたが、巣穴に入るところは確認できませんでした。
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コガラでしょうか。新芽を食べているのか。遊んでいるのか。
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必死の様子です。虫がいたのかな?
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やがて、ぽろんと飛んでいきました。
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ヤブサメ。初見です。観察会では高齢者には鳴き声が聞こえない…とよく言われます。
シシシシシシシ……。たしか、虫のような声だと記憶していましたが。
姿はゆっくり見せてくれましたが、今回、声は確認できませんでした。(>_<)
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ホオジロ、帰ろうとして車に乗ろうとしたら、車の近くで姿を見せてくれました。
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「(略)たとえばめじろは目のまはりが染まらず、頬じろは両方の頬が染まって居りません。」
私はこゝらで一つ野次ってやろうと思ひました。
「ほう、さうだろうか。さうだろうか。さうだろうかねえ。
私はめじろや頬じろは、自分からたのんであの白いとこは染めなかったのだらうと思ふよ。」
                                  童話「林の底」
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おまけは赤城山ろくで、前日に出会ったメジロとヤマツツジです。
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ご案内くださった上州の鳥仲間の皆さんに感謝です。




by nenemu8921 | 2019-05-13 23:57 | 鳥・動物 | Comments(8)

小鳥たち

長い間出かけていて失礼しました。郷里の群馬でゆっくり過ごしました。
PCも本も開かず、高齢の兄の相手を努め、(皆さんのお部屋にも伺えず、ごめんなさい)
合間に鳥仲間にお世話をおかけして、すてきな時間を過ごしました。
少しづつ、整理してお目にかけます。どうか、呆れたといわずにお付き合いくださいませ。

誰かまはりをあるいてゐるな
誰かまはりをごくひっそりとあるいてゐるな
みそさざい
みそさざい
ぱりぱり鳴らす
    詩「河原坊(山脚の黎明」)
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大正14年8月2日、早池峰山に単独で登り河原坊で野宿をした折、宮沢賢治は不思議な体験をした。山の上の方から、うす赭い衣の裸足の二人の坊さんが降りてきて、念仏を唱えながら賢治の前を駆け抜けていったというのである。そんな幻想をもたらしたのは、ミソサザイのさえずりでした。
ぱりぱり鳴らす!ミソサザイのさえずりをこんな風に表現するとは驚きます。山の早朝の空気の冷たさ、心象の緊張感も伝わってくるようです。
ミソサザイのさえずりを聞くと、ついついこの詩が思い出されてしまいます。



野鳥の森ではたくさんの小鳥に出会い、感激しました。
日ごろ水鳥ばかりに馴染んでいるので、新鮮でした。
夏鳥と言えばまずはこの鳥、キビタキです。
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そして、オオルリ。森では数は多かったけれど、まださえずりは聞けませんでした。
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青い鳥と言えば、コルリも姿を見せてくれました。
渓流沿いの小道を歩いていて、足元に気づきませんでした。
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あらっと気づいたとき、コルリも飛び立ちました。
その一瞬です。
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他にもたくさんの小鳥を撮りました。続きは明日です。

by nenemu8921 | 2019-05-11 23:49 | 鳥・動物 | Comments(15)

宮沢賢治の愛した鳥や植物


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