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エゴノキ

エゴノキの花も満開でした。
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大きな樹木で、木の下に立ち上を見上げると、こんな感じです。
クリックして見てくださいね。
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根元に花びらがいっぱいで、何だろうかと見上げて気づいたわけです。
ここにヤマガラなどが遊んでいてくれたら絵になるのになあと思いつつ……。
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ウツギも咲き始めていました。

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うつぎやばらの大きな藪を
どんどん走って来れるかね?
        詩〔野馬がかってにこさえたみちと〕



ばらと言っても、ここでは、ノイバラでしょうね。
咲き始めたときは可憐ですが…。
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野にあってはウツギもノイバラも藪を形成する。
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賢治作品ではエゴノキは登場しません。


by nenemu8921 | 2018-05-10 23:40 | 植物 | Comments(10)

木の実、草の実。賢治の実 ②

ノイバラ
賢治の秋の木の実といえば、なんといっても、ノバラの実です。
今年はあちこちで見事なノバラの実を見ることが多かった。
「よく利く薬とえらい薬」「十力の金剛石」など、ノバラの実はたびたび美しいイメージで登場するが、ノバラが茂った土地の開墾は実際にはかなり面倒である。

野ばらの藪を、
やうやくとってしまったときは
日がかうかうと照ってゐて
そらはがらんと暗かった
おれも太市も忠作も
そのまゝ笹に陥ち込んで、
ぐうぐうぐうぐうねむりたかった
川が一秒九噸の針をながしてゐて
鷺がたくさん東へ飛んだ
         詩「開墾」
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「開墾」は、『春と修羅・第三集』に収められている作品。一九二七、三、二七 の日付がある。
現代だったら、ブルドーザーであっという間に対処できようが、当時はいかにたいへんだったか。「川が一秒九噸の針をながしてゐて」とは、川面のながれのきらめきを、賢治風に表現したもの。
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ピラカンサス
ノイバラに似ているが、西アジア原産のバラ科の植物。小さな白い花を枝一杯に咲かせ、実もびっしりつく。野鳥のご馳走。小鳥が食べて、その排泄によって広がり、野原でも思いがけないところで自生している株に出会う。賢治作品には登場しない。
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これはヘクソカズラの実。これも小鳥たちが啄むが、あまりおいしくはないのか、かなり晩秋まで残っている。年が明けるころにはみななくなってしまう。
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これはムラサキシキブ。実付きが良いのでたぶん園芸種でしょうね。
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ゴンズイの実。秋には目立つけれど、はて、どんな花だったか…。
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ヤマモモ。
賢治作品では、詩「高架線」で、楊梅という表記で登場する。
関東大震災後の復興する東京の景観の描写である。
その頃から街路樹だったのだろうか。
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こちらはヤマボウシの実ですね。失礼しました。
この頃、ミスが多くて、落ち込みますね(>_<)
konekoさんからご指摘をいただきました。いつもありがとう。
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そしてこれはモミジバフウの実。秋の紅葉のトップランナーである。
水元公園の駐車場はこの葉が色づいて秋が始まる。
先日、立ち寄った時はもう、終盤だった。
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追記
konekoさんのご指摘を受け、慌てて訂正し、その後夕方からの会合があって出かけてしまいました。
帰宅して、画面を見たらあまりの乱れように(@_@)。
お見苦しい画面をご覧になった方々、たいへん失礼しました。
以後、注意してあわてないようにいたします。
引き続き、お付き合いくださいませ。よろしくお願いいたします。





by nenemu8921 | 2017-11-13 21:03 | 植物 | Comments(6)

水元で出会った野草 ノバラの実

氷の雫のいばらを、液量計の雪に盛り、

鐘をならせばたちまちに、部長訓示をなせるなり。

                     文語詩 「式場」

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赤きみゆふののいばらを
液量計の雪に盛る
鐘を鳴らせばたちまちに
かしらを下しまた反りて
部長訓示をなせるなり
            文語詩 「式場」(下書稿)

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ノイバラ(バラ科バラ属)
Rosa multiflora 野茨
山野にふつうに生える落葉低木で高さ2mほどになる。枝にはとげが多い。円錐形の花序に直径2~3cmの白色の5弁花を多数開く。分布は日本全土。

文語詩一百篇の作品である。文語詩篇ノートに、「ノバラ、アケビ、ツルウメモドキノ藪、雪、シリンダー、内務部長」のメモが1926年、1月の項にある。
国民高等学校の折の出来事らしい。開校式か、卒業式であろうか。

「岩手国民高等学校」は、1926(大正15)年、1月、花巻農学校に開設された。デンマーク式に即ったもので岩手県が三ヶ月の短期間に農村の指導者を養成する目的(文化の向上・成人教育・地方自治の基礎)で、行ったもの。
校長は県の内務部長だった。
このとき、農学校でも宮沢賢治ら、期間中嘱託となって講座を受け持ったという。

壇上には雪を盛った円筒形の器に真っ赤な野茨の実を飾った式の会場である。
開会を告げる鐘が鳴ると、県の部長は即座に壇上に立ち、訓示をたれるのだった。
と、そんなところだろうか。
下書き稿を勘案すれば、県のお役人はしきりに頭を下げたり、又ふんぞり返ったりしていた様子である。

More おまけです。
by nenemu8921 | 2010-11-09 07:49 | 植物 | Comments(16)

野ばら → 野茨

(略)
そしてそれらの中で一番立派なのは小さな野ばらの木でした。
野ばらの枝は茶色の琥珀や紫がかった霰石(アラゴナイト)で磨き上げられ、
その実はまっかなルビーでした。
(略)
                              童話「十力の金剛石」
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ノイバラ(バラ科バラ属)野i茨
山野にふつうに生える落葉低木。枝には棘が多い。5~6月、円錐形の花序に直径2~3cmの白色の5弁花を多数開く。芳香が強い。果実は直径6~9mmの卵形で赤く熟す。

「十力の金剛石」 は、登場する植物に、宝石のイメージを重ねている。
金剛石はダイヤモンド。アルゴナイトは霰石、炭酸カルシウムからなる鉱物。
真珠やサンゴもアルゴナイトだという。

近くの江戸川の散策の折に野ばらの実を見つけた。雨上がりの雫が美しい。

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by nenemu8921 | 2009-11-12 20:27 | 植物 | Comments(8)

宮沢賢治の愛した鳥や植物


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